北大路魯山人作陶展 P7,P8

 

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 魯山人さんは「私は早寝、遅起、昼寝好き」だと云われる。人間が燈火を発明しなかった時代の中に本当の傑作を沢山作った人があった。それはタ方太陽が落ちると寝て了うし、朝は太陽と共に鳥の様に起き出て、充分に身体の休養を取っていたからその中に蓄積されたエネルギーが深い仕事に耐えさせ、傑作を作らせたのだ。私も充分な睡眠を取る事を続けて居ると云われた。まったくの至言である。私達は少々頭が痛い思いであった。

 

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